モデルハウス「庵」のあれこれ｜ブログ

モデルハウス「庵」のあれこれ

事例紹介

2023年9月8日

こんにちは、川越自然の家工房です。

越谷モデルハウスの庭に「庵（いおり）」が出来て2年になりました。モデルハウスからウッドデッキを渡り離れにある庵。玄関に鍵がかかり、トイレ、洗面も完備していますので完全個室になる優れもの。コンパクトでありながらこだわりの詰まった小屋なのです。

まずおさらいしていきましょう。そもそも「庵」の使い方とは・・
働庵～どうあん～
コロナ禍、家で仕事をする事が増え集中して作業したい時、リモート会議に、という使い方
遊庵～ゆうあん～
誰にも邪魔されない趣味の部屋、子供の秘密基地、という使い方
納庵～のうあん～
文字通り収納としての使い方

使い方は人それぞれ、無限の活用方法があるかとおもいます。そして内部にも遊び心をくすぐる仕掛けがあります。

まず備え付けのテーブルに注目です。2種類の無垢板を使った天板になっています。杉→桜→杉の順に継いでいますよ。そしてテーブル横も見てください！年輪が見えているところの材は本来住宅の柱に使用するものです。写真左下にちらりと見えているのは、座るのはもちろんごろ寝にも最適な畳ベンチです。

続いて縦辷り出し窓を見てください。何やら棒がいくつか付いていますが・・これは梯子の役割をします。１階からロフトに繋がる梯子です。登るのにすこーし勇気が要りますがこの上にはモデルハウスの2階に移動できてしまう秘密の？？通路があります。

この「庵」では様々な国産の無垢材を見ていただきたくて沢山の種類の木材を使用しています。部屋に入って扉側から床を桧→松（浮造り）→杉と違う材にして貼っています。ここに掲載している写真ですと違いが分かりづらいので、是非実際に見学して頂くことをおすすめします。色や手触りを実際に見て頂く事で材の違いをより深く知ってもらえると嬉しいです。

「庵」外観も見てください。場所により3パターンの塗り方で仕上げています。